環境と廃棄物について調査から計画、設計、監理までを全国展開するコンサルタント。(株)日本環境工学設計事務所

あ行

 

RDF

固形燃料(Refuse Derived Fuel)化の略。廃棄物を破砕・選別して金属などを除去し、厨芥類や紙類・プラスチック類などの有機物を抽出して乾燥粉砕して石灰などを混ぜ、圧縮・成形して固めて燃料化する再資源化技術のこと。  

ISO14000シリーズ

ISO(「International Organization for Standardization国際標準化機構」)が制定・発効した環境マネジメントに関する国際的な規格の総称。環境マネジメントシステム、環境監査、環境ラベル、環境パフォーマンス評価、ライフサイクルアセスメントなどの規格に大別される。製品そのものではなく、製品提供の過程について統一基準を示すもので、環境保全・改善のための経営方針と行動計画の策定等を盛り込んでいる。  

アイドリングストップ

地球温暖化防止や燃料の節約のために、駐・停車時に自動車のエンジンをいったん切ること。  

亜鉛(Zn)

水質汚濁物質として排水基準が定められている。トタン板や乾電池のほか、各種の合金に用いられている。人体にとって不可欠の金属だが、多量の摂取は、粘膜刺激や嘔吐などの症状を招く。  

アオコ

窒素やりん分の多い富栄養化の進んだ湖沼などで増殖する植物プランクトンの一種である藍藻類の俗称。水面が緑色、あるいは青色に変色させる。大量に発生すると腐敗して悪臭を発して上水道への利用が不適当となる。また、アオコが死滅する際には、悪臭を発生するとともに水中の溶存酸素を奪うため、魚介類のへい死をもたらすこともある。  

青潮

青潮海岸から沖合にかけて酸素をほとんど含まない青白い水面が広がる現象。東京湾では春から秋にかけて発生することが多い。
大量に発生したプランクトンの死骸が海底に沈み分解する際、酸素を消費して海底に酸欠状態の水塊ができ、陸から沖に向かって吹く風などの気象条件によって、酸素の少ない低層水が沿岸部の表層に沸き上がるときに発生する。低層水に溶け込んでいる硫黄分が水面近くで酸素に触れて粒子状となり青白く見えるといわれている。青潮の発生により、沿岸部に生息するアサリなどの貝類やカレイなどの底生魚類が大量に酸欠死することがある。  

赤潮

海域における富栄養化現象のひとつ。海中の微小な生物(主に植物プランクトン)の異常増殖により、海面が変色する現象。赤色に変色することが多いが、プランクトンの種類により黄褐色や緑色などにも変色することがある。
主として夏に多発し、魚介類のえらを詰まらせたり、酸欠などの悪影響を及ぼすこともある。  

悪臭

においのうち、不快感を伴うもの。  

悪臭物質

悪臭の原因となる物質のこと。「悪臭防止法」では、22物質を特定悪臭物質として定め、規制の対象としている。
1.アンモニア
2.メチルメルカプタン
3.硫化水素
4.硫化メチル
5.二硫化メチル
6.トリメチルアミン
7.アセトアルデヒド
8.プロピオンアルデヒド
9.ノルマルブチルアルデヒド
10.イソブチルアルデヒド
11.ノルマルバレルアルデヒド
12.イソバレルアルデヒド
13.イソブタノール
14.酢酸エチル
15.メチルイソブチルケトン
16.トルエン
17.スチレン
18.キシレン
19.プロピオン酸
20.ノルマル酪酸
21.ノルマル吉草酸
22.イソ吉草酸  

亜硝酸性窒素

硝酸性窒素」参照。  

アスファルトコンクリート

最終処分場において、道路舗装用のアスファルトと異なり、遮水工として使用するため水密性を高めたもの。  

アスベスト(石綿)

建築物の耐火被覆材、保湿材、吸音材及び自動車用ブレーキ材等として幅広く使用されているが、微細な繊維の状態で容易に大気に浮遊する性質がある。これを多く吸入するとアスベスト肺、肺ガン、中皮腫等の健康被害がある。  

アセトアルデヒド(CH3CHO)

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。刺激のある青くさいにおいをもつ無色の液体。粘膜への刺激作用がある。主な発生源は、コークス製造工場、印刷インキ製造工場など。  

圧縮施設

粗大ごみ処理施設において、不燃性粗大ごみを圧縮し、成形する施設。  

圧縮成形設備

高速堆肥化処理施設において、コンポストを機械で圧縮して減容し、成形する設備のこと。  

圧密

まだ固まっていない堆積物が、上部の堆積物の加重によって圧縮され生じる沈下現象をいう。堆積年代の新しい沖積層や盛り土部分で生じる圧密は、地盤沈下の一因となっている。  

後燃焼ストーカ

ごみ焼却施設において、ストーカ式燃焼装置のうち、主に後燃焼を行う部分のこと。  

後処理設備

高速堆肥化処理施設において、発酵設備を出たコンポストの品質向上のため、コンポストに混じったきょう雑物を除去するための設備一式。  

アメニティー

「愛する」というラテン語を語源とし、場所や建物などの心地良さや快適さを表す英語。「快適な環境」と解釈され、安全性、衛生性、利便性に加え、静けさ、のびのび歩ける空間、身近な水辺や緑、街並みの美しさ、歴史的たたずまいなどの環境の快適性を備えた生活環境として望ましい状態をいう。  

アルキル水銀(R-Hg)

水質汚濁物質として「環境基準」が定められている。有機水銀の1つ。中でも、メチル水銀やエチル水銀は、「水俣病」の原因物質といわれている。中毒症状は、中枢神経障害をもたらし、死亡することもある。  

暗振動

ある場所において特定の振動を調査対象とする場合、調査対象の振動以外でその場所に存在する振動のこと。  

暗騒音

ある場所において特定の騒音を調査対象とする場合、調査対象の騒音以外でその場所に存在する騒音のこと。  

安定化

ごみが生物的、物理的、化学的に変化を起こさない状態になること、またはそのような状態にすること。  

安定型最終処分場

ごみが埋立地から流出しない構造で、生活環境の保全上支障のないように安定化させたごみだけを埋め立てることができる最終処分場。  

アンモニア(NH

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。刺激臭やし尿臭をもつ無色の気体。水に非常に溶けやすい。粘膜への刺激作用があり、窒息性がある。主な発生源は、畜産農業、鶏糞乾燥場など。  

いおう酸化物(SOx)

大気汚染物質として、「環境基準」が定められている。
石油など硫黄を含んだ燃料が燃焼し、酸素と結合して生じる大気汚染物質。燃焼過程で発生する大部分は二酸化硫黄(亜硫酸ガス、SO)であり、無水硫黄(三酸化硫黄、SO)が若干混じる。
人の呼吸器に影響を与えたり、植物を枯らしたり、酸性雨をもたらす。  

閾値(いきち)

振動悪臭をだんだんと小さくしていくと、ある量以下になると振動や悪臭を感じなくなる。また、全く感じない状態からだんだんと大きくしていくと、ある量以上になると感じるようになる。この「感じる感じない」の境の値のこと。  

生きびん

ビールぴんなど、そのままの形で洗浄後、再使用されるびんのこと。リターナブルびんともいう。  

イソ吉草酸((CH3)2CHCH2COOH)

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。強い酸臭、チーズ臭をもつ無色の液体。人体の汗や体臭の一成分でもある。食品香料として、ナッツ、チーズ、コーヒーなどのフレーバーに用いられる。  

イソバレルアルデヒド((CH3)2CHCH2CHO)

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。むせるような甘酸っぱい焦げたにおい。主な発生源は、焼き付け塗装工程を有する事業場など。  

イソブタノール((CH3)2CHCH2OH)

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。刺激的な発酵したようなにおい。主な発生源は、塗装工程を有する事業場など。  

イソブチルアルデヒド((CH3)2CHCHO)

「悪臭防止法」で規制されている悪臭物質の1つ。刺激的な甘酸っぱい焦げたにおい。主な発生源は、焼き付け塗装工程を有する事業場など。  

1.1.1-トリクロロエタン(CH3-CCl3)

水質汚濁物質土壌汚染物質として「環境基準」が定められている。クロロホルム臭のある無色透明の揮発性、不燃性の液体で、水に難溶で有機溶剤に可溶。金属・機械部品などの脱脂・洗浄剤、ドライクリーニング用洗浄剤、抽出溶剤、接着用溶剤、金属切削油添加剤として使用される。急性毒性は低いが、クロロホルムと同様な麻酔作用があり、肝臓や腎臓に障害を起こす。  

1.1-ジクロロエチレン(CH2=CCl2)

水質汚濁物質土壌汚染物質として「環境基準」が定められている。水に難溶で、無色から淡黄色の透明な重い気体。芳香臭や揮発性があり、酸化されやすく、酸素と接触して過酸化物になる。液が皮膚に付着すると、凍傷を起こす。麻酔作用があり、発ガン性が問題になっている。  

1.1.2-トリクロロエタン(CHCl2-CH2Cl)

水に難溶な無色の液体で、揮発性がある。中枢神経の抑制や肝障害を起こす。主な用途は、油脂、ワックス、天然樹脂、アルカロイドの溶剤。  

1.3-ジクロロプロペン(CHCl=CH-CH2Cl)

水より重い淡黄色の液体で、揮発性、疎水性がある。主な用途は、土壌薫蒸剤、殺虫剤(施設園芸など)。  

1.2-ジクロロエタン(CH2Cl-CH2Cl)

無色透明の油状液体で、揮発性がある。液が皮膚や粘膜に繰り返し付着すると、皮膚障害や結膜炎などを招くおそれがある。主な用途は、合成樹脂原料、フィルム洗浄剤、殺虫剤、医薬品など。  

一酸化炭素(CO)

大気汚染物質として、「環境基準」が定められている。 炭素を含む燃料の不完全燃焼によって発生するが、都市における最大の発生源は自動車の排出ガスである。無色、無臭の気体で、有毒である。血液中のヘモグロビンと結合しやすく、ヘモグロビンの酸素の運搬作用を阻害し、呼吸困難、貧血、中枢神経の麻痺を引き起こす。  

一酸化窒素(NO)

空気中で酸化されると二酸化窒素に変化する。一酸化窒素自体は活性が弱いが、気道や肺から血液中にはいり、赤血球と反応して、ヘモグロビンをメトヘモグロビンに変化させる。血液毒であり、中枢神経に作用して麻痺を起こす。  

一次発酵装置

し尿処理施設において、脱水汚泥または前調整した汚泥を好気性発酵させるための装置。  

一般細菌

いわゆる「雑菌」のこと。病原性がないものがほとんどだが、汚染された水では明らかにその数が増える。病原菌の方が、一般細菌と比べて塩素に対する抵抗力が弱いことから、一般細菌を汚染の指標としている。  

一般廃棄物

『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』に示される、産業廃棄物以外の廃棄物のこと。日常生活に伴って発生するごみ、し尿・汚泥、その他の汚物または不要物をいい、オフィスから出るOAごみや飲食店からの残飯なども含まれる。  

移動床式上向流連続ろ過装置

し尿処理施設において、砂層を移動させながら、浮遊物質を除去させる装置。  

移動発生源

大気汚染物質の発生源の1つで、自動車、船舶、航空機などがあげられる。  

陰イオン界面活性剤

界面活性剤のうち、電離して陰イオンになる性質のもの。合成洗剤が、主成分とする場合が多い。  

インタープリテーション

一般的には、「通訳」あるいは「解釈」の意だが、環境用語としては、自然とのふれあいを通じて自然を大切にする心や感動を分かちあうことができるよう、自然が発するメッセージを分かりやすく人々に伝える自然解説活動をいう。   

ウィーン条約

1985年3月、オーストリアのウィーンにおいて採択された条約で、正式には「オゾン層保護のためのウィーン条約」という。国際的に協調してオゾン層やオゾン層破壊物質について研究を進めることや、各国が適切と考える対策を行うこと等を定めている。  

受入れ・供給設備

ごみ処理施設において、収集運搬車などで搬入されたごみを「計量機」で計量して受け入れ、「ピット」に貯留し、さらに、「クレーン」でつかみ上げたり、「ホッパ」に投入したり、「コンベア」に載せるなどして中間処理に引き継ぐための一連の設備のこと。  

受入口

し尿処理施設の受入・貯留設備の1つ。し尿収集運搬車から、し尿を受け入れるための接続口。  

受入室

し尿処理施設の受入・貯留設備の1つ。し尿収集運搬車から、し尿を受け入れる場所。  

受入槽(沈砂槽)

し尿処理施設の受入・貯留設備の1つ。し尿に含まれる砂を沈殿させるため、受入口に接続する槽。  

受入・貯留設備

し尿処理施設において、し尿を収集運搬車等から受入れて貯留し、砂やきょう雑物等の処理を行う設備。  

雨水集排水設備

最終処分場において、埋立地外に降った雨水が埋立地内に流入してごみと接触しないよう、雨水を集排水する設備のこと。排水溝、区画堤など。  

埋立作業

最終処分場において、ごみの埋立地への搬入、敷き均し・転圧、覆土を行うまでの一連の作業。埋め立て工法として、セル方式サンドイッチ方式セルアンドサンドイッチ方式の3種類がある。  

埋立地

最終処分場のうち、ごみを埋め立てる場所のこと。  

上乗せ基準

国で定めた全国一律のばい煙排出基準または排水基準では、その地域の人の健康の保護や生活環境の保全に不十分と認められるとき、大気汚染防止法第4条第1項および水質汚濁防止法第3条第3項に基づき、全国一律の基準に代えて適用するために、都道府県が条例で定めた、より厳しい基準のこと。  

エアロゾル

大気中に浮遊している固体や液体の微粒子。具体的には、土壌や海水から生じる粉じん、大気中で光化学反応によって生成する硫酸塩粒子、燃焼によって発生する煙粒子、硫酸ミストなど。  

栄養塩類

植物プランクトンや海藻が増殖するために必要な物質。窒素、りん等の塩類の総称である。  

エコセメント

ごみ焼却施設において、焼却残渣に石灰石や粘土を混ぜ、焼成して製造するセメント。製造過程に置いて1350℃で焼成するため、焼却残渣中のダイオキシン類は分解される。普通セメントと同じ用途に使用できる普通型エコセメントと、廃棄物に含まれる塩素分を取り込み、早く固まる速硬型エコセメントの2種類がある。  

エコツーリズム

地域の環境を損なうことなく、動植物などの自然やそうした自然環境を活用する地域文化とふれあい、学ぶことを主目的とする旅行をいう。  

エコビジネス

環境への負荷の軽減に役立つ商品・サービスを提供したり、様々な社会経済活動を環境保全型のものに変革させる上で役立つ技術やシステムなどを提供するビジネスをいう。  

エコマーク

環境省の指導のもと、資源を再利用した商品や、環境への負荷を軽減し環境保全に役立つと認められる商品に対して、「環境保全に役立つ商品」「汚染が少ない商品」として、財団法人日本環境協会によって付けられる認定マーク。私たちの手で地球を守ろうという気持ちを表している。  

エコミュージアム

自然についての展示・観察や自然解説活動などを行う体験的自然環境学習の中核施設。1971年にフランスから始まった概念で、地域の自然や生活を含む環境全体を現地にそのまま保存し、自然の展示場としながら、地域の発展を目指す施設である。  

SS

水中に浮遊していて、直径2mm以下の水に溶けない懸濁性の物質の量をいい、「Suspended Solids(浮遊物質量)」の略。水質汚濁物質と同様に、「環境基準」が定められている。プランクトン、生物体の死骸・破片・糞やそれらの分解物などの有機物や、泥粒などの無機物質からなる。一定量の水をろ紙でこし、乾燥してその重量を測る。数値(mg/L)が大きいほど、その水の濁りが多いことを示す。
なお、孔径1ミクロンのろ過材上に残留する物質を、懸濁物質という。  

SPM

浮遊粒子状物質」参照。  

NGO(Non-GovernmentalOrganization)

非政府組織のこと。様々な環境保全活動を行う民間活動団体は、環境NGOと呼ばれる。環境保全のためには、行政による取組だけではなく、このような民間の自主的かつ活発な活動が必要である。  

NPO(Non-profitOrganization)

非営利組織のこと。営利を目的とせず、公益のために活動する民間団体の総称。  

FRP

繊維強化プラスチックのこと。繊維状の材料で補強した合成樹脂であり、代表的なのはガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂。  

MPN

大腸菌群数」参照。  

LNG

液化天然ガスのことで、メタンガスを液化した燃料をいう。メタンガスは、-162℃で液化し、体積は600分の1になるため、輸送が容易。  

塩化水素(HCl)

「大気汚染防止法」で、有害物質として排出基準が定められている。ソーダ工業、塩酸製造、塩化ビニル製造などに用いられる。無色の刺激臭をもつ気体で、水によく溶け、水溶液を塩酸という。また、ガス状塩化水素は、湿った空気中で激しく発煙する。皮膚・粘膜・呼吸器を刺激し、結膜にも炎症を起こす。塩化ビニール樹脂の燃焼の際に多量に発生し、大気を汚染するばかりでなく、焼却炉の著しい劣化を招く原因物質である。  

塩化物イオン

塩素イオン」参照。  

塩素(Cl2)

「大気汚染防止法」で、有害物質として排出基準が定められている。常温では緑黄色の気体で、特有の強い刺激臭をもち、水にわずかに溶解する。容易に液化できるボンベまたは特殊タンクに入れて取り扱われ、化学、製薬、金属精錬、製紙、漂白などの工場のほか、上下水道での消毒などに用いられている。  

塩素イオン

「塩化物イオン」ともいう。塩分のこと。人間のからだや食品の中にも含まれていて、し尿や工場排水という形で排出される。急激な値の変動により、水質の変化を知る目安となる。  

オキシダント(Ox)

光化学オキシダント」参照。  

オゾン

酸素中で放電現象が起きる時や、紫外線の照射や黄燐が空気中で酸化する場合などに発生する。酸化性の強い臭気のある気体で、強い殺菌力を持つが、人体や植物に有害な光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの主成分であるといわれている。  

オゾン酸化処理設備

し尿処理施設の凝集分離設備からの処理水に、オゾン発生装置からのオゾンを注入し、酸化作用を利用して着色成分や溶解性有機物質を分解する装置。  

オゾン層

地表から20~25キロメートルの上空の成層圏内の、オゾンが高濃度に存在する層。太陽からの紫外線は、細胞や遺伝子を傷つけ、日焼けや皮膚がん、白内障、皮膚免疫機能低下や、植物に対する成長阻害や葉の色素の形成阻害を誘発するが、オゾン層により、生物に有害なこれらの波長を吸収している。
近年、極地上空にオゾンホールが観測されたことから、オゾン層を保護するため、特定フロンなどの使用を削減する国際的な条約であるウィーン条約が締結されている。  

オゾン発生装置

し尿処理施設において、酸素を原料にオゾンを発生させる装置。  

オゾン反応槽

し尿処理施設のオゾン酸化処理設備において、処理水とオゾンとを接触させ、酸化反応により、有機物質等を低分子化させる槽。  

オゾンホール

上空の成層圏内で、オゾンが極端に薄くなっている場所。大気中に放出されたフロンなどが、成層圏で200~220nmの太陽紫外線を受けて分解し、生成した塩素酸化物(CIOx)がオゾン層と反応してオゾンを減少させているもので、地球の両極である北極や南極に出現している。  

汚濁負荷量

河川水を汚濁する物質の総量をいい、汚濁負荷量=水質×水量によって計算され、主としてBOD、COD、SSの1日あたりのトン数で表される。河川などの水域の状況などによっては濃度規制だけでは不十分で総量規制が問題となり、いかに負荷量を削減するかが重要となる。  

汚泥

家庭の単独処理浄化槽合併処理浄化槽や工場排水などの処理後に残る泥状のもの、ならびに、各種製造業の製造工程において生ずる泥状のもの。  

汚泥乾燥設備

し尿処理施設において、汚泥を乾燥させるための設備。  

汚泥乾燥装置

し尿処理施設において、汚泥を乾燥させるための装置。  

汚泥処理設備

し尿処理施設において、し尿処理過程より生じる汚泥を濃縮・脱水の上、乾燥・焼却・堆肥化する設備。  

汚泥脱水設備

し尿処理施設において、処理過程より生ずる汚泥を調質し、脱水するための設備。  

汚泥脱水装置

し尿処理施設において、調質した汚泥を機械的操作で固液分離し、低含水率の脱水汚泥にするための装置。  

汚泥調質装置

し尿処理施設において、汚泥脱水の効率化のため、凝集剤を加えながら汚泥の質を上げるための装置。  

汚泥濃縮設備

し尿処理施設において、含水率の高い汚泥を圧密させて分離液と汚泥に分離し、汚泥濃度を高めるための設備。  

温室効果ガス

赤外線(熱線)を吸収する作用を持つ気体(石炭などの化石燃料を燃焼させることにより発生する二酸化炭素メタンフロン類など)の総称で、大気の温度を上昇させてしまい、「地球温暖化」の原因となる。
京都議定書では、温室効果ガスのうち二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六ふっ化硫黄(SF6)の6種類が削減対象となっている。  

温度差エネルギー

海や川の水温は、夏も冬もあまり変化がないため、外気との温度差が生じる。これを「温度差エネルギー」と称し、ヒートポンプや熱交換器を使って、冷暖房など利用できる。
なお、工場から排出される熱も、外気との温度差があるので、「温度差エネルギー」として利用できる。